サイト閉鎖のお知らせ

２００４年１２月１９日をもちまして、『文章は経国の大業』は完全に閉鎖させていただきます。

閉鎖の理由は、下に書くように、個人的なものです。
しかし、私がついこの間まで『募金パーク』という募金のサイトのお手伝いをしていたことで、それと関係があると思われる方がおられると思いますので、念のため申し添えておきますが、そのことと閉鎖とは、一切関係がありません。
私は、『募金パーク』のサイトにありますように、２００４年１０月２８日にお手伝いに参加し、同年１１月２０日に正式にお手伝いを離れました。
私は実際のお金にはタッチしておらず、リンク報告への返答と質問への返答と、金額の集計とサイト更新のお手伝いをしていましたが、お手伝いを離れる際に、関係するデータ類をすべて管理人さんに引渡し、こちらの分は『ノートン・クリーンスイープ』を使って復元できないよう完全削除しました。またその時点までに、サイトも私がログインできないエリアにすべて引越ししました。
また、私がお手伝いをしていた『新潟県中越地震への緊急募金』も、同年１１月２６日に、全額が日本赤十字社新潟県支部に送金され、イベントとしては完了しております。
その後、『募金パーク』では新しい募金が始まっておりますが、それらには私は一切タッチしておりません。
『募金パーク』に関することで、何かを私にお尋ねくださっても、以上の理由から私は何も答えられませんし、答えるすべも持っておりませんことを、前もってお断りしておきます。

完全閉鎖を決断した理由は、このサイトの本来のコンテンツである三国志関係のことです。
匿名掲示板において、私を中傷するスレッドが立ちましたが、私は最初これを、知らない人が面白半分にやっている、あるいは私の知らない人で、私の文章などを読んで反感を抱いた人が書き込んでいると思っていました。いずれにしても私にとっては知らない人がやっていると思っていました。
そのまま思っていましたら、何を言われようともサイトは開いておこうと思っていました。言っているのは、このネットの大海の中のたった数十人にしかすぎないのですから。
でもその中に私が知っている人、あまつさえ私と交流のある方が、陰ではその掲示板を見て面白がっていたり、あるいは書き込んでいらっしゃったりする可能性に気がつきました。
こころあたりのある人は何人か居るのですが、私は敢えて言いません。言ってもしかたがないからです。その人たちを恨むつもりもありません。
そのことがわかりましたので、一週間ほど前、サイトを完全閉鎖することを決意しました。

サイト完全閉鎖と同時に、夏侯恵というハンドルでの、公開されたスペースでのネット活動を完全に停止いたします。（匿名掲示板において私の別のハンドルだとされている名前についても、私のものであれば既にネット上での活動を停止しています。）もし、ネット上の不特定多数に公開されたスペース（掲示板・チャット等）にそれらハンドルが現れても、それは私ではありません。
なお、当分はネットを離れて過ごそうと思っています。

私は、サイトをたたむことを決意したあと、私が傷つけたかもしれない人々・諍いのあった人々に謝罪と、また相手にも何かあった場合、こちらは恨んでいない旨を伝えたメールをできうる限り送りました。もし、メールが漏れていたら、この場を借りて謝罪いたします。また私の気がつかないところで、私の言動に傷ついた人がいましたら、その方にも、この場を借りて謝罪いたします。どうもごめんなさい。
そして、誤解であれ意図的であれ、匿名掲示板やブログなどで私を悪く書いている人、そのような記事を読んで私を悪く思ったり、つられて私のサイトを面白半分に覗き見した人たちもすべて、私は今は全く恨んで居ないともお伝えします。最初はとても悲しかったですが、でも、もう今は何も思っていません。

きっとこの文章も、悪く書いたり、面白半分に言う人が居るとは思います。
サイトを閉じるなら、黙って閉じた方がいい、そう忠告してくださる人も居るかと思います。
でも、これは私の気持ちが軽くなるために行っていることです。サイトを閉鎖するにあたって、相手がどうあれ、こちら側には気持ちのしこりを残してはいない、と伝えたいのです。私と交流があった人がそういうことをしているかもしれないのなら、特に。

そして、今まで私の作品を読んでくださった方々、感想を下さった方々、悪い噂を見ても「私は信じない」とおっしゃっていただいた方々に、心から感謝を申し上げます。ありがとう。

２００４年１２月１９日　（亡父の一周忌に）
夏侯恵　拝